はぐれ鳥が聞かせたいナイショの話

アラフォーカウンセラーが考えた未来。人生に悩んだ時に「はっ!」っとポジティブになるかもしれないヒントが書いてあるかも。キャリアは一つでなくてもいいんだよ。

バラエティ番組の作り方から考える、人工知能との付き合い方

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ようこそ読みに来てくださいました!

 

東京オリンピックのとき、『あなたはどこで働いている?』という話を書きました。

career-remake.hateblo.jp

読んでいただいた方、本当にありがとうございます。

 

 

人工知能で可能になりそうなこと

 

ところで、読んでいただいた方は、会社勤めの方ばかりではないのでは?

 

デザイナーの方やセラピー業の方など、いろいろな方が読んでくださったのではないかと思うのですが、読んんでいただいた方は現在のメディアや一部学者が広める人工知能(Artificial Intelligence)怖い論争が気になっているということなのでしょう。

 

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例えば、デザインの世界であれば、効果的なチラシのデザインなどは学問としても研究が進んでいるわけですから、AIが過去全ての広告デザインから効果のあるパターンと効果のないパターンに分別し、統計(ビックデータ)から最も効果が高いと思われるデザインパターンを作ってしまうかもしれません。

 

そのあとは、ブラウザから使いたい写真と商品を説明するキーワードと必要枚数だけを入力すれば、

 

クラウド上で写真を最も訴求力のある色に補正し

 

・最も効果的な場所へリサイズしはめ込み

 

・最高のコピーライティングを自動でして

 

・数分後には目の前のプリンターから自動で出てくる

 

なんていうことは、十分できるようになるでしょうね。

 

当然、目の前のプリンターにもAIが組み込まれているので、目の前のプリンターのコンディションをフィードバックし、一番効果のある色彩で出力されるようにクラウド上で自動補正されるわけです。

 

そうなったら、デザイナーの手元にはどんな仕事が残っているのでしょうか?

 

 

テレビ番組で起きていること

 

ところで、テレビの世界ではすでに似たようなことが起きているんですよね。

 

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例えばバラエティー番組。

 

・出演するタレントは好感度などから一番苦情の少ない人を選び

 

・司会は突っ込める芸人で

 

・しゃべりのうまくない女優や俳優の周りを、いわゆるひな壇芸人が囲み

 

・司会者が女優や俳優の数少ない発言を捕まえ突っ込み

 

・そのままだと司会者が悪者になり空気が悪くなるので、ひな壇芸人がガヤを入れ笑えるポイントを足していき

 

・観覧者の笑いを被せるように大きく入れ

 

・視聴者に「ここ笑うところですよ」と笑いを促す。

 

 

笑いも効率化の時代?

 

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最近の大物芸人さんは、

 

・笑いは緊張と緩和やから。(誰でしょう?)

 

・ここは笑うところやろ!考えられへん!!(誰でしょう?)

 

なんて、笑いとはこういうものだ、みたいなことを語ることも多くなりましたが、それはそれでいいと思うんですよ。

 

実際に、「どうやったらみんなを笑わせられるんだろう?」ととことん考え、芸を磨いたことでたどり着いた、笑いの方程式であり、哲学なのですから。

 

 

安易なテンプレートの気持ち悪さ 

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でも、その方程式を番組制作者が使い出すと、意味合いが変わってくると思うんですよね。

 

他人が作ったプログラムのいいところを利用してコンテンツを作り、笑わせるというより、笑いを意識的に誘導する、みたいな感じで気持ち悪さすら感じてしまいます。

 

「これが現在のお笑いの潮流なのだから、あなたはここで笑うんですよ!」

みたいな「させられている」感

 

でも、このお笑い番組の作り方って、現在いろいろな業種の人がAIに感じている怖さであったり、気持ち悪さであったりするところと同じではないでしょうか。

 

AIを扱う人の発想が安易だと、もしかしたら現在のお笑いが客がウケるべきところまで形式化されているのと同じように、デザインや小説の感動ポイントも人間の方がAIによって決められてしまうかもしれないですね。

 

 

 

straybird.hatenablog.com

 

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