最新の集客・販促・イベントツールがならぶ展示会[イベントJAPAN]を見学してきました。
面白いものがたくさんあったので、みなさんと共有できるようレポートします。
会場:東京ビッグサイト
期間:2019年1月29日、30日
どんな展示会?
週末のハウジングセンターや子ども向けのイベント会場で、子どもが中に入って遊べるエアードームや、近年、街おこしの手段などで流行している謎解きイベントを企画する企業など、来場者を楽しませるさまざまなアイディアをかたちにする企業がたくさん出展していました。
面白かった展示
株式会社フォーシーズン
http://www.fourseason-inc.co.jp
錯覚美術館
視覚をだますトリック立体物をたくさん集めた知的エンターテイメント。
明治大学先端数理科学インスティチュート錯覚と数理の融合研究プロジェクトで生み出された最新の錯覚技術が盛り込まれているみたいです。
そのほかにも、東京大学や立命館大学の教授も参画しているようです。
出張イベントや美術館などの展示を設計・制作するようです。
面白いのは、展示物を見ると、3Dプリンターの進歩によって最先端の成果を比較的簡単にかたちにできるようになったのがわかるところです。
写真のような鏡に映すと形状が変わって見えるものも、造形師などがいなくても3D CADでデータさえ作ることができれば、プリンターで出力して、想定した結果と違えば修正して再出力、という行程が安価かつ短時間で可能になったわけです。
その一方で、展示物によっては、「自分でも作れるんじゃないかな?」と思えるようなトリックもあるのですが、そんな「自分でも?」と思わせられるのってすごく大切なんですよね。
子供の好奇心をクリエイティブに結びつける。
つまり、展示物自体に「面白い!」という感情の高まりを『やってみる』ところまで誘導できる力があるわけで、それが次世代の面白いものを作り出すスターを育てるきっかけになるわけです。
そして、それだけの力のある作品は、子どもだけでなく大人もワクワクさせるんですよね。
株式会社ドゥ・サイエンス
恐怖の小便小僧など
主に、噴水などの水を使った楽しいことを企画・製作している企業です。
恐怖の小便小僧#ドゥサイエンス #イベントjapan2019 #小便小僧 #東京ビッグサイト西展示棟 #展示会巡り #ジョークアイテム #ストレイバード
恐怖の小便小僧は、台の上の小便小僧がランダムにくるくると回っているのですが、そこからさらにランダムにおしっこ(普通の水)を放水してくる、ドキドキの小僧です。
いえ、それ以上何もないのですが、実際に目にするとなかなかインパクトがあります。
たしか昔、名古屋にもあったと思うのですが、『噴水時計』も出展していました。
ドゥ・サイエンスの噴水時計は、マイクに向かって「いま何時?」と声をかけると、噴水で時間が表示されるようになっていました。
ひまわりミスト、は写真のようにひまわりの造花の中心から霧を噴出する装置で、夏季の市街地で見かける冷却ミスト装置です。
ミストノズルをひまわりにしただけといえばそれまでですが、こういう花の置物からミストが出ているというのは味気ない街中で楽しい気分になっていいですよね?
個人的には、青紫のアサガオからミストが出ているといいかなあ。
株式会社スプラシア
CM STUDIO
1本5万円のビジネス動画作成サービス
他の企業がアミューズメント系だった中で、こちらは展示の毛色がちょっと違いました。
デザイン性の高いCM動画を、テンプレートを選んで使いたい写真などをアップロードすることで、デザイン素人でもかっこよく作れるサービスです。
いただいた資料には、
『静止画に比べ5000倍以上の情報を訴求することが可能』
と書いてあります。
やっぱり動画ってすごいんですねえ。
個人的にも、一度作ってみたいと思える使いやすそうなサービスです。
夢工場ピュア
http://www.shokokai.or.jp/cpsite/19/yumekoujyoupure/index.htm
ハッピープリティーホワイトクリスマス
もう、一目瞭然。
ずっと見ていられる動くぬいぐるみです。
夢工場ピュアさんのハッピープリティーホワイトクリスマス#イベントjapan2019 #シロクマ #トナカイ #動く #歌う #リアル #展示会巡り #ストレイバード
まとめとして
人を楽しませることって、やっぱり楽しい!
そして、最先端の技術はこういうイベント、遊びの場から使われることが多いですよね。
こういう分野の企業こそ、大学とどんどん組んで最先端技術を面白いことに活かす機会を増やして欲しいと思います。
大学との共同研究って、大企業は別として、それほど莫大な研究費がいることは滅多にないですから。