はぐれ鳥が聞かせたいナイショの話

アラフォーカウンセラーが考えた未来。人生に悩んだ時に「はっ!」っとポジティブになるかもしれないヒントが書いてあるかも。キャリアは一つでなくてもいいんだよ。

40代からリアルに感じ出す2つの不安と悩みと解決につながる質問

40代からリアルに感じ出す2つの不安と悩みトップ画像

 

40代って、多分時代が変わっても、ある不安と悩みが突然リアリティーを持って感じるようになる世代なんだと思うんです。

 

その不安と悩みというのは、『死』『人生の目的』に関係することです。

 

40歳になってから突然、そういう不安と悩みをリアルに感じるようになるせいもあって、40歳前後を中年の危機とか、ミッドライフ・クライシスと呼ぶようになったんでしょうね。

 

今回は、40代特有の不安と悩みの正体と向き合い方についてお話しします。

 

 

 

 

40代になるとリアルに感じ出す不安と悩み

飲みニケーションイメージ

 

先日、友人と食事をしに行った時の話です。

 

友人はぼくと同級生です。

 

ただ単に、一緒に飲みたかったので、ぼくから食事に誘ったんですよ?

 

でも、友人は、

「前の飲み会のときに顔が悩んでいるように見えて、心配して誘ってきた。」

と思っていたんですって。

 

いえいえ、せっかくの飲み会なのに、クライアントを探すような目線で相手の表情を観察しませんって。^^;

 

とはいえ、そんな話題を振ってきた理由は、やっぱり聞いて欲しい話があったんでしょうね。

 

しばらく深い霧がかかったように要領を得ない、なんとなく不安な話や悩みを聞いていました。

 

悩みを聞く時は、基本的にはニュートラルな状態でなるべく偏見なく聴けるように努めます。

 

そうすると、だんだん不安と悩みの正体をはっきりと話し出すものなんですよね。

 

 

ちなみに、40代で独身という条件が重なった場合、男女関係なく2つの悩みが出てくることが多いです。

 

1つは、親の高齢化から感じる、近い将来自分に訪れるであろう孤独の心配。

 

もう1つは、会社員として特に不自由を感じることはなかったけど、特に思い出もないまま30代があっという間に終わって40代になった現在、特に趣味ややりたいこともなく、なんとなく生きていることへの不安。

 

孤独

 

1つ目については、独身であれば共感できる人は多いんじゃないかな?

 

親の年齢が、自分が子供のころにおじいちゃん、おばあちゃんと呼んでいた人と同い年になったんですよね。

 

そんな親を眼の前にして自分を振り返った時、「自分が結婚する姿を想像できなかった」と言いつつ、自分の親をおじいちゃん、おばあちゃんと呼ぶ子供の存在がいないことのへの虚無感。

 

そして、独り身になった時にリアルに想像できる孤独死した姿。

 

取り戻せない時間と、そろそろリアルに感じられるようになる自分自身の死。

 

これは、現代人の多くがこれから背負っていくことになる時代の負の側面ですよね?

 

 

自分に言い聞かせたこと

 

もう1つの方については賛否が両極端だと思います。

 

人生、とことん趣味に生きてきた人にとっては、30代があっという間にすぎたと言っても思い出と積み上がった経験に満足していることでしょう。

 

そんな人にとっては、40代になり考え方が多少変わってきたとしても充実させる術は心得ているものです。

 

しかし、30代を会社から与えられた仕事だけに没頭し、休日は心身を休めることにのみ使ってきた人。

 

「会社の給与で安定した生活が送られているのだから、それで満足だ。」

と暗に自分に言い聞かせて生きてきた人。

 

 

満足していると自分に言い聞かせてきた人の問題

本音に背を向けるイメージ

 

このタイプは、全員に当てはまるわけではないですが、

大まかに見て2つの問題があります。

 

1つ目の問題

 

自分が満足していると信じ込むために、自分の感情を押し殺していることに気づけなくなっている。

 

それと同時に、自分が夢中になれることも一緒に押し殺してしまったため、夢中になれそうなことに反応するセンサーがOFFになってしまっている。

 

 

2つ目の問題

 

40代になり、体力と集中力が落ち始めている中、楽しいこと、やりたいことを探すモチベーションが上がってこない。

 

 

これって、どちらもけっこうヤバくて、自分がやりたいことに反応するセンサーがOFFになっていると、趣味も習ってみたいことも見つからないので、何らかのコミュニティに入れるチャンスがなかなか得られないんですよね。

 

物凄く極端な表現をしますよ?

 

「恋愛感情って、どんなものだったっけ?」

 

とドキドキする方法を忘れてしまうと、わざわざ異性と食事をする合コンのような機会を作ろうなんていうことを考えるのも面倒臭く感じて行動しなくなっちゃう。

 

すると必然的に、将来、孤独になる確率が思いっきり跳ね上がりますよね?

 

あ、あなた今、

 

「ドキ!!!」

 

としましたね?

 

 

 

時間=命を自分に取り戻す方法

時間のイメージ

 

ぼくが度々言っていることですが、時間は命そのものです。

 

どんな過ごし方をしても、残り時間は減っていくわけです。

 

だからこそ、40代の人は「残りの時間をどう過ごしたい?」

と自分に正直になって考えるべきです。

 

 

あなたに質問です。

 

1秒1秒、刻々と過ぎていく人生の残りの時間で、1秒でも多くの時間に快感や感動を感じられる生き方をしたいのだとしたら、まず何から始めたらいいと思いますか?

 

これまでの人生で身につけた常識の中で、どれは捨ててもいいと思いますか?

 

信頼関係の定義はどう見直しますか?

 

 

まとめにかえて自分の感情と向き合おう

未来へ進むイメージ

 

ところで、ぼくはお茶をしている時や食事をしている時に悩みを話し始める人がいると、前持ってこう話しています。

 

「今からぼくが悩みを真剣に聞くと、だいたい7日後からあなたが閉じていた心の扉がどんどん開いてしまうから、もしかすると自分の感情についていけなくて情緒不安定になるかもしれないけど、それでもいい?」

 

ってね。

 

だって、恨まれたくないもん(笑)。

 

傾聴って聞いたことがありますか?

人の話を真摯に聞くことを言うんですけど、これはカウンセリングの基本姿勢なんですね。

 

「たかが話を聞くだけじゃん。」

 

と思うかもしれないけど、カウンセリングの上手な人は話を聞いているだけで、無意識に相手の心を開かせてしまうものなんですよ。

 

でもね、その代わりちゃんと自分と向き合う覚悟ができれば、滞っていたものがキレイに流れ出すものですよ。

 

それは、人間関係だったり、仕事の悩みだったり、人それぞれですけどね。

 

流れ出したものを上手にコントロールして、自分の望む結果に近づきたいときは、専門家を利用してみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

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