はぐれ鳥が聞かせたいナイショの話

アラフォーカウンセラーが考えた未来。人生に悩んだ時に「はっ!」っとポジティブになるかもしれないヒントが書いてあるかも。キャリアは一つでなくてもいいんだよ。

会社の椅子取りゲームを続けられますか?あなたにピッタリな椅子を見つけるキャリアの育て方

自分の人生の舵を切る人のイメージ

 

突然ですが、あなたに質問です。

 

あなたは今の会社で、

定年まで走り続けられる自信がありますか?

 

ぼくは、30~40代の多くの人にとって、

 

キャリアを縦に積み続けるより、

キャリアを丸く横に広げた方がいい。

 

そう考えた方がいいと思っています。

 

なぜそう考えるのか?

理由があるんです。

 

今回は、30~40代のこれからの人生を豊かにするための、

キャリアの育て方についてお話しします。

 

 

 

 

そこに椅子はいくつある?

メリーゴーランドの椅子

 

ビジネスマン一人一人の未来を考えたとき、

競争の先にある椅子の数が少なすぎませんか?

 

あなたは今、社員数が500名規模の会社で働いているとします。

 

会社には、製造部、営業部、総務部、経理部があるとして、

役職のつく人は、500名のうちの何名でしょうか?

 

縦に積んでいく果てに目指すのが、

『名人』とか『達人』と呼ばれるような孤高の存在であれば、

まさに天職についているのでしょうから、とことん突き進んだ方がいいでしょう。

 

でも、能力的には優秀であるにもかかわらず、

出世競争で数の少ない椅子に座れなかった場合、

その椅子に座れなかった人たちがアラフィフになったとき、

会社は能力を活かせる環境で働かせてくれるでしょうか?

 

とくに、30~40代は人口も多い世代です。

椅子取りは激戦ですよね。

 

 

実は椅子取られゲーム?

椅子で殴るレスラー画像

今後、AIによって経理や総務の仕事が大幅に減ることが予想されます。

 

いや、経理や総務だけでなく、

営業ではすでに月ごとにセールスしに行く顧客先をアドバイスする、

マーケティングオートメーションソフトが稼働していますよね?

 

AIが売り込み時期などを最適化してくれるサービスのある環境では、

椅子を取りに行くどころか、

会社から椅子を取られてしまうかもしれません。

 

トヨタグループが定年制度を維持できないと公の場で話しましたが、

それはつまり、どんな大企業に勤めていても、

いつ退職を迫られるかわからない時代になった。

ということです。

 

つまり、あなたも椅子取りゲームをしていたつもりなのに、

ふと気づくと、椅子取られゲームに変わっていた。

なんていうことがあってもおかしくないんですよ。

 

 

 

レストランを例に得意なことがひとつだけでは危ない理由

レストランの料理のイメージ

アメリカ軍は、一つの部隊の中でも絶対的な作戦隊長を置かず、

作戦によってリーダーが柔軟に変わるフラットな組織を採用している、

と聞いたことがあります。

 

作戦によって指示を出すリーダーを変えていくんですって。

 

ちょっと強引な例えをしますよ?

 

レストランがあります。

 

そのレストランは、

日本料理、中華料理、フランス料理、

インド料理、メキシコ料理を出していて、

各料理に一人ずつ得意な料理人がいます。

 

ただ、アシスタントはいないので、

日本料理の注文があったときは、

中華、フランス、インド、メキシコ、

それぞれの料理人も日本料理を手伝います。

 

どの料理人も、各国の調理法を知っているので、

日本料理のコックが応援の指示を出せば、

的確なサポートができます。

 

こんなレストランで、もし、

日本料理以外は一切知らない料理人がいたら、

その料理人はうまく指示できるでしょうか?

 

メキシコ料理の調理法しか知らない料理人は、

このお店で働き続けられるでしょうか?

 

 

日本企業も情報分析は人工知能に任せ、管理職を廃止する代わりに、

その時々の状況に合った能力を持つ人を中心に仕事を進めていく、

そんなフラットな組織に、近い将来、変わっていくはずです。

 

そんな状況になったとき、ひとつのキャリアだけ積み上げ続けてきた人は、

その環境に簡単に適応できるでしょうか?

 

管理職が廃止されてから、慌ててほかにスキルを身につけようとしても、

とくに年齢が40歳以上の人は、体力的にも集中力からもなかなか大変です。

 

 

あまり目を向けたくない現実

目を背けて背中を見せるイメージ

現在、40代のサラリーマンは、働きだしてから20年、

ほとんど給料が上がっていない人がたくさんいるんじゃないですか?

 

ここで見たくない現実ですが、国内景気が猛烈に良くならない限り、

9割以上の人は今後も給料が上がることはありません。

 

ただし、会社で一番こき使われるのは40代です。

 

あなたが40代なら、仕事を高度なレベルで一通りできるだけでなく、

若手社員と50代以上の社員の橋渡し役もやっているんじゃないですか?

 

若手と50代以上の社員では、まるで生きている世界が違うんじゃないか?

と思うくらいに言葉や仕事に対する考え方が違いますよね。

 

ちなみに、40代に絞って調べると、

総務省の労働力調査では、正社員数は約100万人です。

 

その100万人の中で、今後給与が上がるのは課長以上に出世できた人だけ。

 

多くの人は45歳あたりをピークに、50歳を超えると減っていくはずです。

 

40代の人たちは60代の人たちと違って、

どうやったら死ぬまで逃げ切れるのか?

 

現在のところモデルケースもないので、

考えたくもないのはよくわかるんですよね。

 

 

 

キャリアを丸く横に広げてみる

キャリアリメイクのイメージ図

 

キャリア、という表現を使う場合は、

職業的な経験、経歴のことを指しますよね?

 

だから、キャリアアップというと職業的な経歴を積み上げて、

昇進やレベルの高い仕事ができる企業への転職を狙う人が目指すこと。

みたいな印象がないですか?

 

これはまさに、椅子取りゲームをしたい人の目指すものですよね。

 

でも、みんなで同じ場所の椅子を取り合っても数が少ないので、

9割の人は椅子に座れずに終わるんですよ。

 

それなら、「他の場所に椅子はないのかな?」

 

と探してみるのも、いい人生じゃないかな?

と思うんですよね。

 

でも、これまでの会社での生活を同じようにしていては、

あなたにぴったりの椅子がどこにあるか?

なんてわからないんですよね。

 

そもそも、会社にいるだけでは、

自分が本当はどんなことに幸せを感じるのか?

 

家族と過ごすことが幸せなのか?

 

ものづくりをしている時が幸せなのか?

 

田舎でみんなのために働くのが幸せなのか?

 

なんていうことも知るのはなかなか難しいですね。

 

だから、キャリアを縦に伸ばしていくより、

横に広げていくのが良くないですか?

 

とぼくは考えるわけです。

 

目の前に広がる自由な世界のイメージ

 

ちなみに、キャリアを横に広げるなら、

キャリアは職歴と考えるのではなく、

人生に関するすべての経験と考えたいですね。

 

そうやって、人生経験を意識的に増やしていくんです。

 

そうすれば、

あなたが幸せと感じられる生き方。

あなたが幸せと感じられる生活空間。

あなたが幸せと感じられる人間関係。

 

そういうものが、きっとクリアに見えてきますよ。

 

 

最後にお知らせ

 

そんなことを話してきましたが、

ぼくも社会人時代、自分でも始められそうなことを見つけようと、

試行錯誤した方法とコーチングの手法を取り入れた手順を、

10日間のメール講座にまとめたものがあるのですが、

興味はありますか?

 

無料ですし、特典レポートもつきますので、

よかったら活用してくださいね。

 

10日間メール講座イメージ



 

 


 

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