はぐれ鳥が聞かせたいナイショの話

アラフォーカウンセラーが考えた未来。人生に悩んだ時に「はっ!」っとポジティブになるかもしれないヒントが書いてあるかも。キャリアは一つでなくてもいいんだよ。

自分に正直はパンドラの箱?移住から考える中年の危機の正体と解決法

f:id:ngyblog:20190314002731j:plain

 

岐阜県の石徹白というところに行ってきました。

 

石徹白という地域は昔から白山信仰の重要な地域で、白山中居神社があるところです。

 

冬には雪が2~3メートル積もり、1年の半分は雪があるような地域です。

 

 

今回は、そんな石徹白に一泊して感じた町の空気と、石徹白に移住して自分らしい生き方を目指している人とお会いして感じたことから、

まず、自分に正直にチャレンジすることの大切さをお話しします。

 

そして、

自分に正直になることと中年の危機との関係についてお話しした後、

 

中年の危機をどのように切り抜けたほうがいいか?

 

ということをお話しします。

 

 

 

石徹白の歴史的な背景

 

 

f:id:ngyblog:20190314003606j:plain

 

石徹白は白山中居神社で神に仕える人が住む村だったそうで、明治以前は年貢免除、名字と帯刀が許されていたほど特別な地域だったそうです。

 

なにせ、平安時代から神に仕える人たちが住んで祈り続け、修験者が往来していた場所ですから、スピリチュアル的な表現をするなら村そのものが特別な空気で見たされています。

 

現在、石徹白で生活している方たちにとっては日常空間であるわけですが、その地域の外から訪れる人にとっては非日常を感じられる場所だなあと思うとともに、面白半分に騒いではいけない場所だとも思いました。

 

 

移住ブームの現実と、それでも拍手する理由

 

f:id:ngyblog:20190314004019j:plain

 

現在、人の営みが廃れつつある地域は日本全国にあります。

 

でも、そんな地域で生きてみたいと飛び込んでいく若者がまだまだ少しですが、存在します。

 

全ての人がうまくいっているわけではないのでしょう。

 

事前の調査不足や理想の高さが原因なのか、自分の肌に合う場所がなかなか見つからず、転々と居住地を移動し続けている人がいるという現実もあります。

 

それでも、ぼくはそんな人たちを喝采したいんですよ。

 

彼らはまさに、生物としての嗅覚、肌感覚、勘を大切に行動できているんです。

 

 

人間、歳をとればとるほど、

体力や集中力の低下に伴う、

「とりあえず飛びこもう!」

という勇気が減少していきます。

 

その減った勇気を補うために、必要以上の想像や予測をしたり、人間関係のしがらみなどの言い訳をして、生物としての心地よさを遠ざけて生きるのが普通になっていきがちです。

 

中年以降は、これからの人生に影響が出るような不意の劇的なことが起こらない限り、生物が本来持っている嗅覚、肌感覚、野生の勘といった機能を起動させることはありません。

 

簡単に言ってしまえば、自分に正直に生きられなくなっていくんです。

 

 

そういう飛び込む勇気がなくなる前に、

「自分に正直にチャレンジしてみよう!」

という若者は、変に口を出したりせず暖かく見守りたいものです。

 

 

『自分に正直』は中年にはパンドラの箱かもしれない

 

f:id:ngyblog:20190314004243j:plain

 

一方で、中年以降にこの『嗅覚、肌感覚、野生の勘という機能』を起動するのはちょっと怖いんですよね。

 

『嗅覚、肌感覚、野生の勘という機能』を起動するのは、言うなれば、パンドラの箱を開けるようなものなんです。

 

たとえば、生活するために一生懸命続けてきた仕事が、

「実は自分のやりたいことではないかもしれない」

という疑問が生まれることがあるんですね。

 

でも、この疑問の正体が自分では意外とわからなくて、しばらく悶々とする日々を過ごすこともあるんです。

 

このような、中年以降になってから自分の中から飛び出してきた疑問が原因で起こる、モヤモヤとした悩みと不安や焦りを、

 

中年の危機

 

ミッドライフクライシス

 

という用語で表したりするんですよ。

 

 

モヤモヤとした疑問の正体の仮説

 

f:id:ngyblog:20180907112313j:plain

 

それでは、この正体は何なんだろう?

 

というと、もしかするとそれは、

 

若い頃に味わった青春と同じものなのかもしれない

 

というのが現在、ぼくの中での仮説です。

 

 

若い頃の青春って、スポーツに熱中したり、好きな人で頭がいっぱいになったり、友達と焚き火を見ながら鑑賞的になって自分語りして、次の日になると猛烈に恥ずかしくなったり、なんていうどちらかというと明るい思い出が誰にでも一つはありますよね?

 

でも、自分でもよくわからないイライラに心が支配されたり、ちょっとしたことで傷ついたりする、少し暗い面も存在するのが青春というものじゃないですか?

 

 

ただ、まだまだ人生経験の少ない若いころは、謎のイライラや傷心があったとしても、日々の新しい経験の中で自然と解消していく人が多いんです。

 

 

でも、アラフォー以降で中年の危機のような不安や焦りを感じたときは、自然に解消していくことはなかなかないんですよ。

 

なぜかというと、アラフォーにもなると、新しい経験なんてなかなかできないからです。

 

仮に出世したとしても、これまでの仕事に比べて新鮮に感じる内容なんてないですよね。

 

それでは、不安や焦りを感じたときにどうすると思いますか?

 

多くの人は、それなりに人生経験を積んでいるせいもあって、自分の中だけで何とかしようと思いがちなんです。

 

 

 

パンドラの箱を開けてしまった時の解決法

 

f:id:ngyblog:20180306231112j:plain

 

まず、一人で何とかしようとするのはやめてください。

 

あなたも含めて、人というのは自分自身が一番見えていないんです。

 

そして、自分一人で考え続けているうちに自己暗示にかかってしまい、他人が聞けば明らかに間違ったアイディアでも名案だと信じてしまいます。

 

その他人が聞けば明らかに間違ったアイディアが、大したリスクのないものであれば失敗しても問題にはならないでしょうね。

 

でも、間違ったアイディアは多くの場合、失敗したときに、

大金を失う、

大切な人間関係が壊れてしまう、

会社にいられなくなる、

などという、回復まで時間がかかる大やけどを負ってしまうんです。

 

そんな大やけどをするリスクを回避するためにオススメするのは、

 

カウンセラー

コーチ

 

を利用することです。

 

カウンセラー

カウンセラーは、心の回復のスペシャリストです。

相談者の話を真摯に聞きながら、相談者のイライラや傷心の原因を見つけ、心が前向きになる手助けをしてくれます。

 

コーチ

コーチは、目標達成のスペシャリストです。

相談者の話を真摯に聞きながら、相談者の中から最良の未来を引き出して、その未来へ進むための戦略をアドバイスしてくれます。

 

 

どちらも、半年から1年程度で悩みが解消することが多いです。

 

 

まとめ

f:id:ngyblog:20180416231910j:plain



・中年の危機と若いころの青春はどこか似ている。

 

・人生経験が豊富でも、自分一人で解決しようとすると大やけどすることがある。

 

・悩みの内容によって、カウンセラーやコーチを利用しよう。

 

 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!

 

 

 

career-remake.hateblo.jp

 

 

お知らせ
今日のブログを読んで引っかかるものがあったのでしたら、
メール講座を10日間読んでみるのもオススメです。


f:id:ngyblog:20190125221612j:plain


ぼくの経歴はこちらからどうぞ。

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村

 

ブロトピ:はてなブログの更新報告♪

ブロトピ:ブログ更新しました