!あらかじめお断りしておきます。
この話はただのネタなので、読んでもなんの役にも立たないと思います。
ただし、飲み会やコンパで話のネタに困った時には使えるかもしれません。
あと、まだお風呂に入っていない方は、これを読んだ後にお風呂で頭を洗っていると、後ろが気になって仕方がなくなるかもしれません。
その場合は責任を負いかねますので、ご自身の判断で読み進めてください・・・。
驚嘆、20年続く恐怖の宴・・・
さてさて、みなさんは人気ビデオシリーズ
「ほんとにあった!呪いのビデオ」を知っていますか?
レンタル店のジャパニーズホラーコーナーに行くと、ズラーーーっと並んでい流、あのシリーズです。
ほんとにあった! 呪いのビデオシリーズの一覧 - Wikipedia
「ほんとにあった!呪いのビデオ」は、
なんと1999年から現在まで20年も続くオカルトホラーシリーズです。
最近では、地上波テレビでもオカルト特番でオイシイところだけを切り取って放送されていますよね。
「ほんとにあった!呪いのビデオ」シリーズの特徴は、
素人が旅先などで撮っていたビデオに心霊が映っていた!
という投稿ビデオを集めたオムニバス形式のシリーズで、
素人投稿形式のフェイクドキュメンタリーのパイオニアです。
ぼくは、どちらかというとVHS時代の作品の方が好きです。
これは、好みと、ぶっちゃけてしまえば監督の演出の影響もあるのですが、VHS時代の方が投稿映像の画質が荒いせいで、よりリアルに見えるんですよね。
ぼくはスカパーでやっていると、ついつい深夜まで観てしまいます。
観出したら最後、霊が映る一瞬を見逃すまいと目が釘付けです。
なにせ、本物が混ざっているという噂がありますからね・・・。
そして、いつも観ながら反省してしまうんです・・・。
あなたはもう、心霊から目をそらすことができない・・・
もし、あなたがこのシリーズを観たことのあるならお聞きしたい。
あなたは、ビデオに映り込んだ心霊のみなさんに勝てている自信はありますか?
あのサービス精神に。
改めて、よくご覧いただきたい。(Replay)
カメラが一瞬動いた後、元の場所を映した瞬間に合わせてベットの下に寝転んで、あえて無表情でこちらを見ている・・・。
2階の窓から覗いている・・・。
廃墟の押入れの上から、あえてグレーの顔色で横から顔だけだしている・・・。
花火の煙を利用して、顔が浮かび上がらせて映り込んでいる・・・。
高度なテクニックを使える心霊さんだと、拾ったビデオテープを再生させると、
ガガーー!ピービーー!ザザーー!
しばらくの間、ノイズ音と荒れた映像を見せます。
「荒れた映像しか再生されないじゃん、残念。」
と思わせた後、突然!
画面上部から左側を沿うように首だけで無表情に下へ降りて行くわけです・・・。
恐怖と同時に心臓を鷲掴みにするその姿・・・
これほど視聴者にインパクトを残そうと考えに考えた構成は、そこらの映画監督でもなかなかできないんじゃないですか?
はっきり言って、お化け屋敷はあの心霊さんをプロデューサーとして契約したほうがいいですよ。
そして、ぼくはこのブログを書きながら、また日々人と関わりながら、自分に問いかけるわけです。
「自分は、あの死んでもなお、己の魅せ方、どうせ怖がられるなら中途半端な怖がらせ方では申し訳ないというプロ根性で、ビデオにギャラ無しで映り込む心霊さんのような努力ができているのか?
みんなを楽しませよう、というサービス精神は持ち合わせているのだろうか?」
と。
パーティーに呼ばれた時、自分はごくごく普通にお店の扉を開けて、「お疲れ様で~す」とか適当に言いながら席についていないだろうか?
集合写真を撮る時に、いつも直立不動の真顔で写ってないか?
(それはある意味、面白いか。)
あなたですよ、あなたに問います・・・。
さて、ここまでブログを読んでくださっている方の中で、
まだ肉体がある生きている側のあなたに質問します。
あなたは、あなたの左肩にいつもいらっしゃる心霊さんに、
「あなたに負けないように今日も精進しました!」
と胸をはって言えますか?
今回のポイント・・・
投稿映像に映り込む心霊さんたちのサービス精神、ホスピタリティは超一流だ。
ぼくたちは、心霊さんを恐れるよりもまず、役に徹するプロフェッショナル精神を真摯に学ぼう。
「ほんとにあった!呪いのビデオ」シリーズよ、永遠なれ!