はぐれ鳥が聞かせたいナイショの話

アラフォーカウンセラーが考えた未来。人生に悩んだ時に「はっ!」っとポジティブになるかもしれないヒントが書いてあるかも。キャリアは一つでなくてもいいんだよ。

人は植木にあらず-子供の教育を考えるとあなたの現状も変わる

人は植木にあらずタイトルイメージ画像

 

今回は、ずっと眠ったまま生きていきたい人は不快感がこみ上げてくるでしょうから、絶対に読まないでください。

 

 

小学校時代の思い出から

校庭の桜とブランコ写真

さて、

 

小学校に入学した1年生のころ。

 

授業中にお漏らししてしまう子がいました。

 

大きい方を漏らしてしまう子もいました。

 

授業に集中できず、席から立ち上がって歩きまわる子がいました。

 

集団登校で、キチンと並んで歩けない子がいました。

 

給食が食べきれず、掃除の時間も1人で食べさせられている子がいました。

 

時が過ぎ、学年が上がり、やがて6年生になったころ。

 

お漏らしする子はいなくなりました。

 

授業中に教室を歩き回る子はいなくなりました。

 

みんな上手に右習え右ができるようになりました。

 

給食を食べきれない子はいなくなりました。

 

そのかわり、たまに机の中がパンの食べ残しでいっぱいになっている子はいましたが。

 

授業中に教室を歩き回っていた子は、病院の診断を勧められていましたっけ。

 

はい、素晴らしいことに6年間で不適合な子は調整し、大方みんなで同じ行動、同じ考え方をベースにした競争ルールの中で社会人としての優劣がつけられる基本人間が完成しました。

 

 

子供は植木にあらず 

高さのそろった植木のイメージ

 

んーー・・・。

 

まるで、きれいに切り揃えらえた植木みたいですね。

 

大人になってから小学生時代を思い起こすと、1年生のこどもたちはみんな、社会の常識に染まっていなかっただけなのかな、と思えてきます。

 

小学校に入学したからって、子どもにいきなり「トイレは休み時間にしか行ってはいけません。」と命令しても、自由に排泄していい環境に慣れたカラダをすぐにルールに合わせるのが難しい子はいますよ。

 

脳が活発に動くのに合わせて、カラダもウズウズして動かしたくなる子もいますよ。

 

1回にたくさん食べられる子と、少ない量で何回かに分けて食べるのが向いている子がいるなんて、大人のランチ時間を見ればよくわかるよ。※1

 

そんな事実を無視して、時間割りどおりに物事を進めるのを強要することを教育と言い続けるかぎり、イジメをなくすことなんてできるわけがないですよね。

 

小さな社会の中でイジメが起きる一因が、上記で基本人間と表現した、企業に就職することを想定して設計された教育と競争ルールだと思うんです。

 

とくに中学校からは、テストでたった1問正解したか間違えたかの差で順位が決められ、それがそのまま優劣の評価に繋がるんですから、成長期の脳に与えるストレスと悪影響は想像以上です。

 

いや、でもそうか。

 

イジメも現状の社会システムの一つとして組み込まれていると考えれば・・・。

 

 

教育を考えるのは誰のため?

問いかける人のイメージ
 

大人は自分たちの現在を俯瞰して、個性を持った子ども一人ひとりの未来を手を抜かず想像した上で、それを制限・禁止・強制する教育方法が地球の未来にとって有益か否かを考えたほうがいいですね。※2

 

だって、それはそのまま大人の自分たちが現在生きている格差が広がる一方の社会を、肯定してこのまま進めるのか?それとも軌道修正していくのか?という選択をすることと同じ意味なのですから。

 

あなたがもし、

目を瞑ったまま歩き続けるのをやめてもいい。

のであればですけどね。

 

 

すこし補足

本文を簡潔にまとめたかったので、一部説明を省いてあります。

もし、今回の内容に興味を持っていただきましたら、参考に以下の補足もご覧ください。

 

※1大人のランチ

1回にたくさん食べられる子と、少ない量で何回かに分けて食べるのが向いている子がいるなんて、大人のランチ時間を見ればよくわかるよ。

 

これは補足の必要はないかもしれませんが、社内の食堂で女性社員が集まってランチをしている風景を見ると差がわかりやすいと思います。

 

普通に日替わり定食を食べている人がいるかと思えば、サンドウィッチ1パックだけの人、コンビニのサラダだけ食べている人、それどころか日替わり定食にメロンパンを追加して食べている人など、いろいろな人が一緒に食べていませんか?

 

大人の大きな身体でも、食べる量が日替わり定食1人前かサラダだけくらいの差があるのに、成長途中の子どもの身体でみんなが同じ量を食べられるだろうか?ということは、ちょっと考えればおかしいとわかりますよね。

 

ただし、学校給食には戦後の食糧難や経済的にゆとりのない家庭の子供が多かった時代背景から、子どもみんなが栄養失調にならず大きく成長してほしいという思いやりから整備されていった制度だということも忘れてはいけませんよね。

 

だから、戦後しばらくに比べたら経済は安定し、人の成長に関する統計や科学的な知見が大幅に増えた令和の現代では、個々の子どもの成長と給食の在り方についてアップデートが必要なのでしょうね。

 

参考

学校給食研究改善協会HPより学校給食の歴史

 

 

※2教育方法

大人は自分たちの現在を俯瞰して、個性を持った子ども一人ひとりの未来を手を抜かず想像した上で、それを制限・禁止・強制する教育方法が地球の未来にとって有益か否かを考えたほうがいい。

 

という部分について、なぜそう思うのかをもう少しお話しさせてください。

 

2019年現在の日本経済は、報道を見ていると米中貿易摩擦の影響を大きく受けて不安定だという解説をするじゃないですか?

 

日経平均株価の数値なんて、国内より国際的な思惑で上下するので国内経済の指標とは実際にはあまり参考にならないということは、ちょっと横に置いておきます。

 

日経平均株価をあえて単純に見ると、日本経済が強ければ米中貿易摩擦で国外の経済が不安定ならば、一昔前のように日本企業の株にお金が流れてきて、むしろ株価が上がっていってもいいはずですよね?

 

でも、実情は米中の経済の影響をもろに受けて乱降下しているんですよ。

 

それを、「現在の経済は一昔前とは違って、とくに製造業は複数の国をまたいで製造するから、海外の経済事情が大きく影響して当たり前なんですよ。」と説明する人もいるでしょう。

 

でも、そうだとしても、ぼくは世界的に需要のある最終製品を発明した国の経済が強いと思うんですよね。

 

たとえば、現在の世界経済を左右しているのは、iPhoneを発明したアップル社やGoogle社のあるアメリカと、次世代通信の5Gの技術をもつファーウェイ社のある中国です。

 

それでは、もしiPhoneを発明したのが日本企業だったらどうでしょうか?

 

もし、5Gを発明したのが日本企業だったら?

 

米中経済摩擦に日経平均株価が影響を受けるのは、もっと限定的なものだろうとは思いませんか?

 

日本が世界中から欲しがられる製品を生み出せなくなってから、何年経つでしょうか?

 

一昔前だって、日本製品は他国で発明されたもののブラッシュアップ版ばかりだったと言えばそれまでかもしれません。

 

でも、当時はアメリカの素晴らしい発明品を安価で誰でも購入できるように量産品として改良することは、国際的な需要があったわけですから、それが正解だったんですよね。

 

では、2019年以降の世界で求められるものは?

 

やはり、これまでにない新しいアイテムだと思います。

 

そういう世界的な需要に対し、答えを出せるのは天才だと思うんです。

 

それでは天才ってどんな人?

 

それは、個性が天井知らずで伸び続ける人じゃないでしょうか?

 

そういう人って、大人の都合に振り回されず、個性を伸ばすように育てられた子どもたち中から現れると思うんですよね。

 

と考えると、子どもの頃から大人の都合に合わせて枠にはめた教育を受けさせるのは、天才の原石をただの石ころに変えてしまう可能性が高いんですよね。

 

もしかしたら、あなただって何かの天才だったかもしれないんですよ?

 

そう考えたら、自分たちの現在と未来を考えることは、子どもの育て方を考えることと同じだと思ったんです。

 

 

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 終わりに

無防備な猫の写真

 

今回もいろいろと書きましたが、文体をふくめて固すぎたな〜。

思い出話を書こうと思っていたのに、余計なことを書きすぎちゃいました。

 

ただ、自分の現状を変えたいときには、他人を含めた少し大きな視点で考える。

つまり、利他的に考えるのも一つの手段ですよ。

 

ということを感じてもらえたら嬉しいですね。

 

それには、子供を代表にして書きましたが、他人には個性があるんだということを理解すること。

 

そこに気づくことが、自分を変えるヒントにもなるんですよ。

 

そして、差別を超える知性を獲得するきっかけになると、ぼくは思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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